ウェブセンス・ジャパン株式会社は、日本市場向けのフィルタリングソフト「Websense Enterprise Japan Edition」「Websense Web Protect」を、2月15日より発売する。同社が日本仕様の製品を独自のネーミングで発表するのははじめて。
今回発売される両製品は、日本市場でニーズの高い機能をパッケージ化したもの。Websense Enterprise Japan Editionでは、アダルトサイトなど有害なWebサイトの閲覧を管理するのと同様に、広告・宣伝や掲示板、IM(インスタントメッセージング)といった、従業員の生産性を低下させる可能性のあるWebサイトへのアクセスを規制できる。
また同時に、大容量のストリーミング、インターネットTV/ラジオ、P2Pアプリケーションを利用したファイル共有など、帯域幅の浪費に結びつくと考えられるWebサイトへの、URLフィルタリングも強化されている。価格は、50ユーザーで30万5000円より。
一方のWebsense Web Protectは、インターネット利用に関連したリスクから、企業と従業員を保護するセキュリティ製品。セキュリティカテゴリを、悪質なモバイルコードに感染したWebサイト、フィッシングなどの詐欺サイト、スパイウェア、キーロガーの4つに大きく分類し、それぞれに対して対策を施す。価格は、50ユーザーで32万5000円から。
また今回同社では、そのほかの製品についても、2月15日付けで日本市場での価格を改定する。新価格では、例えばWebsense Enterpriseが25ユーザーで15万円から、となる。
■ URL
ウェブセンス・ジャパン株式会社
http://www.websense.co.jp/
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( 石井 一志 )
2005/02/01 16:35
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