株式会社シマンテックは2月2日、既存ユーザー向けの迷惑メール対策付加サービスとして、「Symantec Premium AntiSpam」を発表した。同サービスは、「Symantec Mail Security」もしくは「Symantec AntiVirus Enterprise Edition」のユーザーが加入できるサービスで、3月14日より開始される予定。価格はライセンス数によって異なるが、10~24ライセンスの場合で、1ライセンスあたり3,200円(税別)。
Symantec Premium AntiSpamは、20種類以上のフィルタリングによって迷惑メールを防止しようとするサービスで、米Symantecが2004年に買収した米Brightmailの技術力・対応力を生かして開発された。実際には、シグネチャ、ヒューリスティック、レピュテーション(評判)フィルタなどの多層的な技術が用いられており、95%の検知率、99.9999%の判定精度を備えているという。また、迷惑メールのデータベース情報は10分ごとに自動更新され、最新の状態に保たれるとのこと。
なお、この付加サービスが提供される製品のうち、Symantec Mail Securityは、ウイルスや迷惑メールなどを防止するための統合型メールセキュリティソフトで、SMTP向け、Domino向け、Exchange Server向けの各製品が存在する。またSymantec AntiVirus Enterprise Editionは、Symantec Mail Security各製品を含んだスイート製品。
■ URL
株式会社シマンテック
http://www.symantec.co.jp/
ニュースリリース
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year05/050202.html
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( 石井 一志 )
2005/02/02 14:35
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