株式会社ネットマークスは、ネットワーク内のすべてのクライアントPCやサーバーを対象に、操作ログを収集・記録する「SEER監査証跡アプライアンスサーバー」と、顧客情報などの機密データを格納する高セキュリティエリア内の機器を対象とした「ESS REC監査証跡アプライアンスサーバー」の2機種を2月より発売する。
SEER監査証跡アプライアンスサーバーは、ネットワーク内にあるすべてのコンピュータを対象に、アプリケーション操作記録やWeb、メール、印刷における通信履歴、共有ファイルの利用履歴などのログを収集、記録して一元保管するアプライアンス。これにより情報漏えい時にも追跡調査が可能になる。長期保管データの暗号化バックアップもサポートする。価格は500ユーザー1060万円、1000ユーザー1560万円。
ESS REC監査証跡アプライアンスサーバーは、機密データを格納するサーバーを対象に、操作画面の動画やキー入力を記録するアプライアンス。操作記録を検索して画面を再生し、操作意図の確認や警告が行える。記録データが大量になるため、データ保存用のストレージも付属し、価格は500万円から。
ネットマークスでは、2002年より監査証跡ソリューションを提供していたが、今回ハード/ソフトウェア、サポートを一体化したアプライアンスを開発し、短期間での導入を可能とした。同社では今後1年間で100社への導入を見込んでいる。
■ URL
株式会社ネットマークス
http://www.netmarks.co.jp/
ニュースリリース
http://www.netmarks.co.jp/newsrelease/050202.html
( 岩崎 宰守 )
2005/02/02 15:20
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