株式会社エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、HDDを暗号化してPCの紛失・盗難に備えるソリューション「HDD暗号化マネジメントサービス」を、3月より開始すると発表した。同サービスは、NTT Comが提供する「モバイルコネクト」リモートアクセスソリューションのオプションメニューの1つとして提供されるが、単独でも利用できる。
HDD暗号化マネジメントサービスは、Windows PCのHDDを暗号化することによって、PCが盗難・紛失した場合やHDD自体が抜き取られた場合でも、情報漏えいが起きないようにするもの。同サービスではHDD全体の暗号化を行えることに加え、統一的なセキュリティ基準を各クライアントPCに強制適用させることも可能なため、実行漏れを防止できるという。また、ヘルプデスクやサーバー機器の保守・監視、障害対応やユーザー追加といった各サービスをNTT Com側で担当することによって、ユーザー側の負担を軽減できるとのこと。
価格は、初期費用が99万8000円から。また、月額費用としてIDの数に応じた費用(506円/ID~)と、管理費用(22万5000円~)が必要となる。NTT Comでは、このようなアウトソーシングサービスを利用することによって、導入時の費用や、運用費用、ソフトウェア保守費用などの維持費用が削減できるとしている。
■ URL
株式会社エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ
http://www.ntt.com/
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0002/0222.html
( 石井 一志 )
2005/02/22 16:31
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