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マイクロソフト、深刻度「緊急」のWindows 98/Me向けパッチ |
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マイクロソフト株式会社は3月9日、セキュリティ修正プログラム（パッチ）にWindows Me/98 SE/98向けのパッチ2本を公開した。深刻度は最大の「緊急」。Windows Updateで適用できる。 今回追加された修正パッチは、1月に公開された「MS05-002」と2月に公開された「MS05-015」のWindows Me/98 SE/98向けにあたる。 MS05-002は、カーソル、アニメーションカーソル、アイコンのフォーマット処理における脆弱性を修正するパッチ。リモートでコードが実行されるタイプで、悪意あるWebサイトやHTMLメールを表示した場合に、外部からコンピュータをコントロールされる恐れがある。 MS05-015は、ハイパーリンクの処理に未チェックのバッファが存在することに起因する脆弱性を修正するパッチ。こちらもリモートでコードが実行されるタイプで、Webサイトやメール上の不正なハイパーリンクをクリックした場合に、外部からコンピュータをコントロールされる恐れがある。 ■ ＵＲＬ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ 「MS05-002」について http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms05-002.mspx 「MS05-015」について http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms05-015.mspx ■ 関連記事 ・ マイクロソフト、3月の月例パッチ公開は「なし」（2005/03/04） ・ マイクロソフト、「緊急」の修正プログラム8件を公開（2005/02/09） ・ マイクロソフト、カーソル/アイコン処理の脆弱性修正プログラム「MS05-002」（2005/01/12）
（ 朝夷 剛士 ）
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