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日立ソフト、安全に社内帳票を配信する電子化・暗号化システム |
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日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社（以下、日立ソフト）は3月22日、従業員あての給与明細や営業報告書などを安全に配信するシステム「ReportMission/Delivery for 秘文」を開発したと発表した。価格は最小構成で210万円から。 ReportMission/Delivery for 秘文は、日立ソフトの電子帳票システム「ReportMission」と、情報漏えい防止製品「秘文」の暗号化機能を組み合わせた製品。給与明細をはじめとする印刷媒体をPDFファイル形式の電子帳票に変換するとともに、秘文を利用して暗号化を行い、機密性を確保する。 こうしてPDF化・暗号化された後はあらかじめ登録された配布先にメールで配布することができるが、復号に際して特別なプログラムを必要としない自己復号形式で暗号化されているため、配布先にソフトを用意しておく必要はない。また電子帳票化、暗号化、メール配布の各機能は、ユーザーのニーズに合わせて一部のみを利用することも可能とのこと。 なお日立ソフトではすでに、暗号化ファイル配信システムを利用しての社内電子配布を実践しており、ペーパーレス化による業務効率の向上、セキュリティの向上などの効果が得られているという。 動作環境は、サーバー側がWindows 2000 ServerとSQL Server 2000、クライアントPC側がWindows XP/2000 SP2以降とAdobe Reader（旧Acrobat Reader） 5.05J以降。またサーバー側には、ウイングアークテクノロジーズのPDF帳票ソリューション「SVF for Web/PDF Java Edition」と、SMTPベースのメール配信環境も必要になる。 ■ ＵＲＬ 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 http://www.hitachi-sk.co.jp/ ニュースリリース http://www.hitachi-sk.co.jp/News/News305.html
（ 石井 一志 ）
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