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“数学的に安全性が証明できる”セキュリティソフトの新版


 トラステッドソリューションズ株式会社は、機密ファイルの漏えいを防止するソフトの新版、「SplitSafe V3」を3月31日より出荷開始する。

 SplitSafe V3は、データを分散保存することでセキュリティを確保するソフト。2つに断片化した機密ファイルの一方をHDD内に設定した仮想ディスクに、もう一方をUSBメモリなどの外部媒体に保存し、2つの物理的な媒体がそろわない限り暗号を復元することができないようにすることで、盗難などによる情報の漏えいを防ぐ。

 今回の新版では、「秘密分散法アルゴリズムAONT」という暗号化アルゴリズムを採用した点が最大の特徴になる。このアルゴリズムでは、暗号文からもとになった平文を部分的にでも解読できない「強秘匿性」が十分確保されており、それを数学的に証明できるという。

 また、仮想ディスクのサイズを外部デバイスの100倍まで設定できるようにした。これによって、例えば128MBのUSBメモリを外部デバイスに利用した場合、128GBまでの仮想ディスク容量を設定できるようになったとのこと。



URL
  トラステッドソリューションズ株式会社
  http://trusted-solutions.jp/

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( 石井 一志 )
2005/03/23 19:38

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