アルプスシステムインテグレーション株式会社は4月8日、情報漏えい防止ソリューション「DocumentSecurity」の最新版「DocumentSecurity ver2.1J」を発表した。
DocumentSecurityは、管理者が設定したポリシーに基づいて企業内に散在するドキュメントのアクセス制御を一元管理することができる情報漏えい防止ソリューション。単一のコンソールから、ドキュメントごとにユーザーの「閲覧」「編集」「印刷」「保存」などのセキュリティレベルを設定可能。また、作成したドキュメントを自動的に暗号化することにより、不正に流出した場合にも閲覧できないようにできる。そのほか、外部デバイスへの書き込み制御や操作ログの記録、モバイルPCの社外利用時も社内同様のポリシーを設定できるなどの機能が用意されている。
最新版では、部門などグループ管理者の権限設定を設けることで、下位グループへ運用ルールを強制適用することが可能になった。また、Windowsへのログオンと連動により、ERPやグループウェアなど他のシステムとの連携を実現した。そのほか、強制ログインや使用者のログオフ禁止など、あらかじめ決められた設定を簡単に適用できる「簡易クライアント環境設定ウィザード」機能が用意された。
価格は50クライアントの場合で175万円(税別)から。同社では、初年度6億円の売上を見込んでいる。
■ URL
アルプス システム インテグレーション株式会社
http://www.alsi.co.jp/
プレスリリース
http://www.alsi.co.jp/news/sds_050408.html
( 福浦 一広 )
2005/04/08 15:47
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