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米Watchfire、Webサイトのトータルリスクを管理するソリューション

日本法人、「ウォッチファイア・ジャパン株式会社」も設立

 米Watchfire Corporationは4月22日、Webアプリケーション向けのセキュリティ診断ツール「AppScan 5.0」、オンラインリスク管理ソリューション「WebXM 4.0」において、日本語対応版を開発し、6月から販売を開始すると発表した。また同社は、国内市場への取り組みを強化するため、100%出資の日本法人「ウォッチファイア・ジャパン株式会社」を、4月13日付けで設立している。

 AppScan 5.0は、Webアプリケーションのセキュリティホールを診断するツール。SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングをはじめとする脆弱性情報と、攻撃手法を集約したナレッジデータベースによって、アプリケーションのチェックを行える。また問題があった場合には、深刻度をレベル付けして指摘するほか、解決方法をあわせてレポートする。

 WebXM 4.0は、企業のWebサイトの問題を特定するためのソリューション。この製品の特徴は、単にWebコンテンツを管理するのではなく、Webサイト全体の構成や働きを分析して、問題点を洗い出すようになっていることだという。たとえば、リンクがつながらない、ダウンロードが遅い、といった不具合を確認して、Webサイトの品質に問題がないかどうかをチェックする機能や、法的規制に準拠しているかどうかを確認するコンプライアンス機能、アクセシビリティが欠如していないかを確認する機能、個人情報漏えいにつながる問題がないかをチェックする機能などを備えている。



URL
  ウォッチファイア・ジャパン株式会社
  http://www.watchfire.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.watchfire.com/jp/news/releases/4-22-05.asp


( 石井 一志 )
2005/04/22 16:23

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