キヤノン販売株式会社は、加Open Text Corporation製文書管理ソフトの新版「Livelink バージョン9.5 日本語版」を、5月下旬より販売開始する。価格は845万円(税別)より。
Livelinkは、ネットワーク上でデータを共有し、ユーザー同士が共同作業を行える「コラボレーション機能」を統合した、エンタープライズ向けコンテンツ管理ソフト。
今回の新版では、新たに企業におけるコンプライアンスへの取り組みを支援する機能を強化した。具体的には、ログインの失敗について、監査履歴からIPアドレスとユーザー名を確認できる機能、ログインの失敗を管理者へ通知する機能、ユーザー情報や文書情報の変更内容を確認する機能などを備えた。また、管理者権限でログインできるIPアドレスを特定のアドレスに固定できる機能を追加し、不正ユーザーによって管理者権限が悪用される可能性を減少させている。
さらにキヤノン販売では今後、企業での法的リスクを軽減する記録管理製品や、企業内のすべてのメールコンテンツを管理する製品、一般ユーザーのシステムへの不正アクセスを防止する製品など、コンプライアンスへの取り組みを支援するオプションを、順次拡充していくとのこと。
なお、同社では今回の新版に対して、「今後ますます需要が高まってくると予想される、全社規模で導入するエンタープライズ向けコンテンツ管理市場に対して、さらなる拡販を図る」とコメントしている。
■ URL
キヤノン販売株式会社
http://canon.jp/
ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2005-04/pr-ll95.html
( 石井 一志 )
2005/04/28 15:02
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