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データベースのアクセス状況を解析・監査するアプライアンス


 株式会社エアーは5月9日、米Guardium,Inc.のデータベースセキュリティアプライアンス「SQL Guard v3.6J」の日本語版を販売開始すると発表した。

 SQL Guardは、クライアントアプリケーションとデータベースサーバー間のトランザクションを解析することで、不適切な行動を検出する製品。アクセス権限やメタデータの変更、データの更新といった作業に異常を検出した場合、アクセスコントロールを実施するとともに、管理者への警告発信を行える。同社によれば、「通常の場合、複数の機器やアプリケーションのログを解析することでしか得られなかったエンドユーザーのアクティブティをリアルタイムに可視化し、管理できる」とのこと。

 また同製品はもともと、米国のサーベンスオクスレー法(企業改革法)をはじめとした各種法律で要求される、データベースアクセスに対する監視、監査、アクセス制御の各機能を提供可能だが、今回の日本語版ではこれに加えて、国内の個人情報保護法対策の機能が強化された。具体的には、経済産業省や金融庁の個人情報保護法関連ガイドライン、Pマークなどで求められる技術的安全管理措置の要件を満たすとともに、これらで要求される、監査に必要なレポートの作成が可能になったという。



URL
  株式会社エアー
  http://www.air.co.jp/


( 石井 一志 )
2005/05/09 12:04

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