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NTT-AT、ウイルス/迷惑メール対策などを統合したメールセキュリティアプライアンス


 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は5月10日、加BorderWare Technologies製のメールセキュリティアプライアンス「MXtreme」シリーズを、5月11日より販売開始すると発表した。

 MXtremeは、メール関連のセキュリティを確保するためのアプライアンス。迷惑メール対策、ウイルス対策、メールコンテンツフィルタなどの機能を統合し、包括的なセキュリティを提供できるという。迷惑メール対策に関しては、リアルタイムブラックリストをはじめとする外部データを利用した判定と、各企業独自の利用状況から学習した判定を組み合わせて、フィルタを行う。

 また、カスペルスキーのウイルス対策エンジンを用いて、添付ファイルを含めた送受信メールをスキャンするウイルス対策機能、添付ファイル/メールヘッダ/メッセージ内容などのコンテンツを管理し、メッセージをブロック/承認/隔離するコンテンツフィルタ機能などを備える。

 加えて、クラスタリングされたアプライアンス間でメールキューを複製して、システム障害時のメール紛失を防ぐ「ステートフルフェイルオーバー」に対応し、高い可用性を確保しているという。

 製品には利用規模にあわせて4モデルが用意され、推奨250メールユーザーのエントリーモデルの場合、価格は210万円より。NTT-ATでは同製品を、マルチメディア/コミュニケーション製品群「NTT-AT Global WAVE」のラインアップの1つに位置付けて、企業やISP、データセンター、キャリアなどへ販売するとしており、初年度5億円の売り上げを見込んでいる。



URL
  NTTアドバンステクノロジ株式会社
  http://www.ntt-at.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ntt-at.co.jp/news/2005/release14.html


( 石井 一志 )
2005/05/10 16:24

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