マクニカネットワークス株式会社は5月18日、米Teros, Inc.の「Terosセキュア・アプリケーション・ゲートウェイ」の新シリーズの国内販売を開始したと発表した。今回発表されたのは、小規模向けの「FireLine」、中規模以上のシステムを対象とした「Teros 100SSL/200SSL」で、ユーザー規模やセキュリティ要件に合わせ、最適なモデルを選択できるようにラインアップを拡充している。
セキュア・アプリケーション・ゲートウェイは、通常のファイアウォールでは防御できない、アプリケーションレベルの攻撃に対応するためのセキュリティアプライアンス。Webにアクセスしてくるトラフィックを分析し、正常な振る舞いをする通信だけを許可することで、セキュリティを高いレベルに保つことができる。また通信の分析に関しては、独自のDeep Streem Inspectionテクノロジによって、SSLを含むすべての双方向通信を分析可能という。
今回新たに発売されるFireLineは、複雑な設定は不要で、既存環境に1時間程度でインストールできる1Uサイズの小規模企業向けのアプライアンス。価格は315万円より。
Teros 100SSLは、1Uサイズのアプライアンス。Teros 200SSLは、デュアルCPU搭載の2Uサイズのアプライアンス。両製品とも、全機能を使用できる「Enterprise Security」と、Cookieによる整合性チェックやアプリケーションの自動学習機能などに制限を加えた「Express Mode」の2種類のモデルが用意されている。価格は、Teros 100SSL Express Modeが472万5000円より、Teros 100SSL Enterprise Securityが703万5000円より。Teros 200SSL Express Modeが703万5000円より、Teros 200SSL Enterprise Securityが1029万円より。
■ URL
マクニカネットワークス株式会社
http://www.macnica.net/
プレスリリース
http://www.macnica.co.jp/release/detail.html?press_release.press_tmp
( 福浦 一広 )
2005/05/18 16:24
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