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沖電気、異常トラフィックへの自動対処機能を備えた監視システム


 沖電気工業株式会社(以下、沖電気)は5月26日、トラフィック監視システムの新版「Secure Traffic Probe Version1.5」を開発したと発表した。販売は6月末より開始される。

 Secure Traffic Probeは、アプリケーション別のトラフィックを計測する機能、ワームの活動をはじめとする異常トラフィックを検知する機能、トラフィック分析機能などを備えた、トラフィック監視システム。今回の新版ではこれらの機能に加え、ほかのセキュリティ製品と連動して、異常トラフィックに自動で対処する機能を備えた。

 具体的には、沖テクノクリエーションのセキュアアプライアンスサーバー「SecApPlat」、インテリジェントウェイブの情報漏えい対策システム「CWAT」との連携によって、ワームの感染元や異常トラフィックの送信元となったPCの強制シャットダウン、通信遮断、ネットワーク閉鎖といった対策を自動で行うことができるようになった。これによって、ネットワークからPCまでを含めてトータルにセキュリティ対策を強化することができるという。

 価格は、ブローブ装置が105万円から、マネージャ装置が315万円から。同社では1年間で50セットの販売を目標にしている。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/


( 石井 一志 )
2005/05/26 12:04

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