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SSE、OS・サービス・アプリケーションの検査に対応した脆弱性検知ツール


 住商エレクトロニクス株式会社(以下、SSE)は6月3日、米eEye Digital Security(以下、eEye)製のネットワーク脆弱性検査ツール「RETINA」を販売開始すると発表した。

 RETINAは、Windows、Linux、Solarisなどに対応したネットワーク脆弱性スキャナ。OS、サービス上の脆弱性だけでなく、Microsoft Officeなどの、各ホスト上で動作するアプリケーションまでを検査できるほか、無線ネットワークでの利用にも対応している。

 また検査時には、独自の検査アルゴリズムによって、対象機器をダウンさせずに正確なスキャンを行え、クラスCネットワークで15分程度で行える高速スキャンを実現したという。さらにeEyeでは、多くの脆弱性発見実績を持つリサーチチームを抱えており、日々発見される脆弱性の情報を同チームがキャッチし、解析することによって、RETINAの検査項目に素早く反映されるとのこと。

 加えて、パッチを適用にすることで生まれる“新脆弱性”の検出に利用できる特徴点、「Side efffect」の発見・活用技術も活用。誤検知の大幅な削減を実現したという。

 なおSSEでは同製品に関して、初年度3億円の売り上げを見込んでいる。



URL
  住商エレクトロニクス株式会社
  http://www.sse.co.jp/


( 石井 一志 )
2005/06/03 12:02

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