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ファイル形式に依存しない暗号化が可能な、情報漏えい防止ソリューション
アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は、情報漏えい防止ソリューション「DocumentSecurity」の新版「DocumentSecurity Ver2.5J」を、7月29日より販売開始すると発表した。価格は、183万7500円(50クライアント)から。
DocumentSecurityは、データの閲覧や編集を制限したり、外部メディアへの保存やプリントアウトを禁止したりすることによって、情報の漏えいを防止するソフト。ユーザー/グループ単位で、ドキュメントの内容・重要度にあわせた権限設定を簡単に行えるため、管理者や使用者に負担をかけずに済むという。
今回はこうした特徴はそのままに、アプリケーションやファイルの種類に限定されない暗号化機能を追加した。これによって、データベースファイルや、図面・画像ファイル、など、あらゆる形式の情報を保護できるようになるため、より幅広い目的で使えるようになったとのこと。
また、これまではファイルの作成や印刷など、成功した行為しか記録できなかったログ機能も大幅に強化し、閲覧権限のないユーザーがアクセスした際のログなど、失敗時のログも記録を行えるようにした。
なおALSIでは秋にもメジャーバージョンアップである「DocumentSecurity Ver3.0」の発売を予定しており、ログ取得機能のさらなる強化や、特定のフォルダにファイルを入れるだけで、適切な権限を自動付与する機能などを拡張するとしている。
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URL
アルプス システム インテグレーション株式会社
http://www.alsi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.alsi.co.jp/news/sds_050615.html
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( 石井 一志 )
2005/06/16 12:43
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