株式会社アークンは6月15日、スパイウェア、アドウェアなどを対象とした「スパイウェアリサーチセンター」を開設したと発表した。
スパイウェアリサーチセンターは、海外製スパイウェア対策ソフトでは非対応の日本産スパイウェアの被害に対応するために新たに開設したもの。新種をはじめとするスパイウェアなどの不正プログラムの解析、対策製品の開発、製品の機能・性能強化を目的としている。同社によると、「スパイウェアやハッキングツールなどの不正プログラムは、そのプログラムをユーザーに実行させたり、利用させたりするために、ローカル言語に依存するケースも多い」ことから、国産スパイウェアを対象としたリサーチセンターを設立したと説明している。
同社では、スパイウェアリサーチセンターを技術および営業活動の重要な1プロセスと位置づけ、複雑化、高速化するスパイウェアへの対応を強化するとしている。
■ URL
株式会社アークン
http://www.ahkun.jp/
( 福浦 一広 )
2005/06/16 15:26
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