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未知のマルウェアからの情報漏えいを防止するソリューション


従来のソリューション(上)と新ソリューション(下)の手法の違い
 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所(以下、NTTデータ経営研究所)とハミングヘッズ株式会社は、未知のマルウェア(不正プログラム)による情報漏えいを防止するための、新しいソリューションコンサルティングサービスを7月より開始する。

 ウイルス、ワームやトロイの木馬をはじめとするマルウェアが情報漏えいの一因となり得ることは、広く企業に認識されてきており、現在ではファイアウォールやウイルス対策ソフトによる対策が多く用いられている。しかし、未知のマルウェア、特に特定の企業を狙ったものに対しては、こうした手法では効果が薄いことから、両社は「未登録アプリケーションの動作を制限する」手法により、マルウェアに起因する情報漏えいを防止するという。

 このソリューションではまず、管理者によって登録されていないアプリケーションの起動を禁止することで、マルウェアが活動できないようにする。またマルウェアが登録されたアプリケーションを装った場合でも、その動作を制限することで、情報漏えいのリスクを軽減できるとのこと。

 なおサービス提供にあたっては、セキュリティポリシーの策定やソリューション適用に関するコンサルティングをNTTデータ経営研究所が、セキュリティプラットフォームの提供とソリューション導入のサポートをハミングヘッズが、それぞれ担当する。



URL
  株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
  http://www.keieiken.co.jp/
  ハミングヘッズ株式会社
  http://www.hummingheads.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.keieiken.co.jp/news/news21/index.html


( 石井 一志 )
2005/06/29 15:27

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