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NTT Com、重要情報の“生成から廃棄まで”を管理するソフト


 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は7月14日、企業内の重要情報をライフサイクル管理するためのパッケージソフト、「情報ライフサイクル管理システム(LCVISOR)」を提供開始すると発表した。

 LCVISORは、重要情報の取り扱いについて、データの送受信、保管、廃棄といった一連のライフサイクルを集中管理するためのソフト。NTT Comの社内における情報のフローを分析した上で、さまざまな業務フローに対応できるように設計されたという。

 具体的には、個人情報をはじめとする重要情報の、生成から廃棄までの業務プロセスを明確にし、登録を行う。その上で、各プロセスにおける責任者を明確にして、情報を厳格に管理。廃棄予定時期には、自動で責任者へのメール通知とWeb画面によるアラーム通知を実施、ヒューマンエラーによる廃棄漏れを防ぐ。

 操作にあたっては、クライアントPCと携帯電話のWebブラウザから操作が可能。また、累積した管理データの統計機能も備えており、システムの定着度診断やリスク分析、次期IT化の検討材料などに利用できるとのこと。

 100ライセンスの場合の価格は、初期費用が84万円から、月額保守費用が6万3000円から。



URL
  エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
  http://www.ntt.com/
  ニュースリリース
  http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0007/0714.html


( 石井 一志 )
2005/07/14 17:08

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