エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社は、検疫ネットワークの構築を行えるセキュリティ管理ソリューション「NOSiDE Inventory Sub System 2005」において、クライアントPCと社内セキュリティポリシーとの適合検査機能を強化した新版を、7月29日より販売開始する。
NOSiDE Inventory Sub System 2005は、クライアントPCのセキュリティポリシー適合状況を検査し、不適切な状態のPCをネットワークへ接続させないようにする、検疫機能を備えたセキュリティソフト。同機能をローカルネットワークだけでなく、インターネットVPN接続時にも利用することができる。
今回の新版では、セキュリティパッチ、ウイルス対策ソフト、ファイアウォールソフトに関してのみ行っていた、クライアントPCと社内ポリシーとの適合検査を強化し、P2Pソフトを搭載していないか、ファイル/フォルダの暗号化を行っているか、特定のアプリケーションをインストールしているか、といった項目に関しても行えるようにした。また、ポリシーに適合してない状態であっても、設定変更を指示するだけで、ネットワークへの接続は認める「警告期間」が設定できるようになった。
さらに、NOSiDE Inventory Sub System 2005によってポリシー適合確認が可能なソフト数も増加させている。今回新たに対応したのは、日本エフ・セキュアの「F-Secure アンチウィルス」と、「F-Secure アンチウィルス クライアントセキュリティ」、およびWindows XPが持つ「Windowsファイアウォール」の各製品。
価格は、クライアントPC数が1000台規模の環境で、1台あたり約7000円。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社
http://www.intellilink.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://noside.intellilink.co.jp/file/noside_press_release_050728.pdf
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2005/07/29 12:03
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