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アークン、未知の攻撃に対応するサーバー向けセキュリティアプライアンス


SecureSphere v4
 株式会社アークンは8月2日、米Imperva Inc.が開発した3階層のWebアプリケーション領域(Webサーバー、Webアプリケーションサーバー、データベースサーバー)全体を対象とするセキュリティアプライアンス「SecureSphere v4」を発売した。

 SecureSphere v4は、外部からWebサイトへの攻撃や、内部からのデータベース侵害、ワーム感染など、ゼロデイアタックを含む悪意のある攻撃からWebアプリケーション領域全体をカバーするセキュリティ機能を搭載する。

 SecureSphereは、Impervaが開発したDynamic Profilingテクノロジーをベースとしている。この技術は、時間とともに変化するアプリケーション環境をリアルタイムで継続的に学習し、手動による調整や設定の必要がなく、SecureSphereに搭載されるすべてのサービス(ダイナミックWeb/XML/データベースファイアウォール、IPS)を実行する。また、複数の検知技術と相関攻撃検証機能により、ユーザーの行為を追跡してイベント同士の関連を監視検証することで、攻撃のみを防御することができるという。

 これらの機能により、Webアプリケーションの脆弱性を狙った「SQLインジェクション」などの攻撃によるWebサイトの改ざんや内部情報の漏えい、攻撃の踏み台にされるといった被害を及ぼす既知・未知の脅威から防御するとしている。

 また、ハードウェアにおいて500Mbps、4000httpリクエスト/secのスループットをもつ「G4ゲートウェイ」に加えて、1Gbps、8000httpリクエスト/secの「G8ゲートウェイ」が新たにラインアップされる。製品はゲートウェイと「MXマネージメントサーバ」のセットで販売される。価格は525万円(税別)から。



URL
  株式会社アークン
  http://www.ahkun.jp/
  プレスリリース
  http://www.ahkun.jp/company/news_press/download/p_ss_nr_v4sale.txt
  製品情報
  http://www.ahkun.jp/product/ss.html


( 朝夷 剛士 )
2005/08/02 12:10

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