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IPA、セキュリティへの取り組み状況を自己採点できるシステムを公開
独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA)は8月4日、企業のセキュリティ対策の取り組み状況を自己採点できる「情報セキュリティ対策ベンチマークシステム」を公開した。
情報セキュリティ対策ベンチマークシステムは、企業のセキュリティ対策の取り組み状況を把握するための評価項目(25項目)と、企業プロフィールに関する評価項目(15項目)があり、回答結果により、企業のスコアを算出し、回答企業の水準と「望まれる水準」を表示するもの。同システムは、3月に「企業における情報セキュリティガバナンスのあり方に関する研究会」(経済産業省商務情報政策局長の私的研究会)が取りまとめた「情報セキュリティ対策ベンチマーク」に基づいたもの。
IPAでは、同システムを利用することで、1)経営層に対する目標の明確化と意識の啓発、2)共通の尺度によるグループ内統制の実現、3)受注者の信頼性の把握、4)ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に基づく認証取得に向けた企業の対策レベルの向上、などの効果が期待できるとしている。
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URL
独立行政法人 情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/
ニュースリリース
http://www.ipa.go.jp/about/press/20050804.html
情報セキュリティ対策ベンチマーク
https://isec.ipa.go.jp/benchmark/g_bench.html
( 福浦 一広 )
2005/08/04 16:00
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