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SmartMesseの利用イメージ
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SmartMesseの画面イメージ
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株式会社NTTデータは、事業者と顧客がセキュアにファイル交換を行えるオンラインサービス「SmartMesse」を8月31日より開始すると発表した。まずは、人事情報や給与情報といった個人情報を取り扱うことが多い、社会保険労務士向けに提供される。
SmartMesseは、セキュアなファイル交換手段を提供するサービス。今回は社会保険労務士事務所が顧問先事業所とのやりとりに利用できる専用スペースを、1顧問先事業所あたり100MBまで提供する。ユーザーはこれを利用すると、メールではやりとりできなかった大容量のファイルを安全に受け渡しできるようになるという。
利用できるファイルは1回につき3つ、最大15MBまでで、作業はWebブラウザから行うことができる。またファイルの登録・更新・削除などが発生した場合に、相手側にその内容を自動通知する機能、SmartMesse内に保管しているファイルに対して行われた操作の内容や、日時、操作者などを確認する機能も備えているとのこと。
あわせて、社会保険労務士事務所内で扱われる重要情報を保管し、事務所内の従業員が共有できる専用ストレージエリアも、最大100MB提供される。
なお、SmartMesseで提供されるストレージスペースはNTTデータが運営するデータセンター内に保管され、SmartMesse専用の電子証明書がインストールされたPCからのみログイン可能な構造になっているほか、通信はSSLで暗号化されるので、ファイル交換時のデータ盗聴、漏えい、改ざんなどを避けることができるという。
価格は、初期費用が5250円、月額費用が1260円より。NTTデータでは今後、社会保険労務士以外の士業やそのほかの業種・業界にも幅広く展開し、2007年度末までに会員数2000人を目指すとしている。
■ URL
株式会社NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2005/081101.html
( 石井 一志 )
2005/08/11 16:10
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