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シマンテック、TCPプロトコルレベルでスパムメールを防ぐアプライアンス
株式会社シマンテックは8月24日、セキュリティアプライアンス「Symantec Mail Security 8100シリーズ」を発表した。
Mail Security 8100シリーズは、大企業やISP向けのスパムメール対策製品。ネットワークレベルでの送信パターンを客観的に分析することで、スパムの発信者を特定し、企業ネットワークへのスパム送信を防ぐことができる。なお、送信元評価と統計データは同社より自動的に提供されるため、常に最新の状態を保つことが可能。
特長は、TCPプロトコルレベルでトラフィックを調整することでスパムメールを防ぐ点。これにより、スパム送信者が攻撃の量や頻度を増加してもネットワーク内に到着するスパムの量を抑えることが可能としている。また、スパムメールを受け取る前に防御するため、受信後に振り分ける方式と比べてメールサーバーのストレージの必要量が少なくて済むという。
同社によると、1台のアプライアンスで、最大75万件のユーザーアカウント、1日3500万通以上のメールの保護が可能としている。
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URL
株式会社シマンテック
http://www.symantec.com/region/jp/
ニュースリリース
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year05/050824.html
( 福浦 一広 )
2005/08/24 13:51
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