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キヤノンシステムソリューションズ、ヒューリスティック技術を拡張したウイルス対策ソフト


NOD32アンチウイルスの画面イメージ
 キヤノンシステムソリューションズ株式会社は、ウイルス対策ソフトウェア「NOD32アンチウイルス」(以下、NOD32)の新版「NOD32アンチウイルス V2.5」を、9月16日より販売開始すると発表した。

 NOD32は、スロバキアのEsetが開発したウイルス対策ソフト。ウイルス定義ファイルを利用した一般的なウイルス検出機能に加え、独自のヒューリスティックエンジンにより、定義ファイルにない未知のウイルスも高確率で検出することができるという。

 今回の新版では、Esetのヒューリスティック技術を拡張した「ThreatSense」システムを採用し、アプリケーションを詳細に分析する機能が新たに備わった。これによって、悪意ある振る舞いの特性を識別することが可能になるため、複雑化するウイルスやスパイウェアなどの脅威に対して、有効に対処できるとのこと。

 また、ウイルス定義ファイルに含まれる2万8000以上のシグネチャデータを使用し、アプリケーションのインストール時や、インターネットの閲覧中に勝手に入り込むスパイウェア、アドウェアの検出を行えるので、個人情報の送信やWebブラウザのスタートページ書き換えなどを防止できる。

 製品には、1ライセンスが付属するパッケージ版とダウンロード版のほか、SOHOなどを対象とした5ライセンスパックも用意された。価格は、通常のパッケージ版が6800円、ダウンロード版が4000円、5ライセンスパックが2万8000円(すべて税別)。なお、次年度以降は別途更新料が必要になる。



URL
  キヤノンシステムソリューションズ株式会社
  http://www.canon-sol.co.jp/
  ニュースリリース
  http://canon-sol.jp/press/a508_nd.html

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( 石井 一志 )
2005/08/26 14:38

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