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“評価の悪い送信者”からのメールをブロックするアプライアンス


 米CipherTrustは8月31日、迷惑メールをネットワークエッジでブロックするアプライアンス「IronMail Edge」を発表した。国内では、日立システムアンドサービス、東京エレクトロン、NOXの3社から、すでに発売が開始されている。

 IronMail Edgeは、不要なメールをブロックするためのアプライアンス。メールサーバーの外側(インターネット側)に設置することによって、不要なメールの50%以上をブロックでき、メールサーバーの負担軽減、メール処理に必要な帯域幅の減少、といったメリットを得られるという。

 具体的な仕組みとしては、同製品に搭載されたエンジン「TrustedSource」が、1カ月あたり数十億件に上るメッセージを分析したCipherTrust側のデータや、十数項目にわたる行動特性の分析とあわせて、「良い」「悪い」「疑わしい」に送信者を分類。「良い」送信者からのメッセージは許可、「悪い」送信者からの接続は拒否するとともに、「疑わしい」送信者の場合は、トラフィックシェーピング制御や接続の制限を行う。



URL
  米CipherTrust
  http://www.ciphertrust.com/


( 石井 一志 )
2005/08/31 17:36

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