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オーク情報システム、NEC製サーバー「Express5800」を用いたフォレンジック製品


 株式会社オーク情報システムは9月5日、情報漏えい対策製品「NetEvidence」のラインアップを大幅に拡充すると発表した。同社では新たに、日本電気株式会社のIAサーバー「Express5800シリーズ」をベースにしたアプライアンスを市場へ投入することで、ラインアップを従来の4種類から42種類へ拡大させた。価格は220万円から。

 NetEvidenceは、ネットワーク内の通信データをすべて記録・保存するフォレンジックソリューション。記録を行うことで不正行為に対する抑止効果が期待され、また万一漏えいがあった際には、漏えい者の特定と証拠保全に威力を発揮するという。

 同製品はすでに多数の導入実績があるとのことだが、これまではオーク情報システムが市販のサーバーを調達し、そこにソフトをインストールして出荷していたが、ハード側の使用に制約があり、ラインアップ拡充が思うようにいかないという問題があった。

 そこで同社は、Express5800シリーズとNetEvidenceの組み合わせ評価に関する協力体制をNECとの間で確立することによって、選択の幅を広げられるようにした。特にバックアップ装置の部分では、LTO2だけでなくAIT3も選択できるようになるなど、より充実したラインアップになったとのこと。



URL
  株式会社オーク情報システム
  http://www.oakis.co.jp/

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( 石井 一志 )
2005/09/05 11:40

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