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フォルダ内のデータを暗号化する、Windowsサーバー向け漏えい対策ソフト


 株式会社マークエニー・ジャパンは9月6日、電子データを暗号化する情報漏えい防止ソリューション「Folder SAFER」の販売を開始したと発表した。

 Folder SAFERは、Windowsファイルサーバーの共有フォルダ単位で電子データの暗号化を行えるソフト。共有フォルダに対して印刷、編集、保存、コピー&ペースト、画面キャプチャの可否を設定すると、フォルダ内に保存されているファイルが暗号化され、与えられた権限設定の範囲内でのみ、ファイルを利用できるようになるという。

 また、ファイルは暗号化されても本来のアプリケーションからそのまま利用できるほか、暗号化ファイルの操作記録はサーバーですべて記録、管理されることになるので、ユーザーの不正行為に対する抑止効果も期待できるとのこと。

 対応するファイル形式は、Office 2000以降のWord、Excel、PowerPointと、Acrobat 4.0以降のPDF、テキストファイル。これら以外のアプリケーションに対しては、パスワードによって平文化を行える「簡易暗号化」機能が提供される。

 なおマークエニー・ジャパンでは今後、Folder SAFERを機密データを扱う事業者を対象に拡販し、2006年度中に5億円の売り上げを見込む。



URL
  株式会社マークエニー・ジャパン
  http://www.markany.co.jp/
  Folder SAFER
  http://www.markany.co.jp/solution/foldersafer.html


( 石井 一志 )
2005/09/06 15:38

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