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NTT西とマイクロソフト、Webコンテンツから情報漏えいを防止するソリューション


Webコンテンツ保護サービスの概要
 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西)とマイクロソフト株式会社は9月26日、Webコンテンツとして提供されている重要情報を保護するソリューション「Webコンテンツ保護サービス」を発表した。9月27日より提供開始する。

 Webコンテンツ保護サービスは、Webブラウザに表示されるコンテンツの利用を制限して、情報漏えい対策を行うソリューション。クライアントPCとWebシステムとの間にアクセスコントロールサーバーを設置することにより、クライアント側に手を加えることなく、コンテンツの閲覧、保存、印刷、コピー&ペースト、プリントスクリーン動作などを制限できる。

 またアクセス制御技術には、マイクロソフトのMicrosoft Windows Rights Management Services(RMS)を採用したため、Office Professional Edition 2003を導入すれば、Microsoft Office文書の権限管理も同時に運用することが可能となる。

 価格は、導入コンサルティング、アクセスコントロールサーバー/RMSサーバーのハードウェア費用と構築費用、100クライアント分のライセンスを含めて550万円から。このほか、RMSの利用に際してはActive Directoryが必須となるので、Active Directoryを導入していない場合は、別途作業が必要になるとのこと。

 なおこのソリューション提供に際して、NTT西はコンサルティングやシステム/ネットワークの設計、構築、保守を、マイクロソフトは必要なソフトウェアの提供をそれぞれ担当する。



URL
  西日本電信電話株式会社
  http://www.ntt-west.co.jp/
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2411


( 石井 一志 )
2005/09/26 18:14

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