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富士ゼロックス、複数拠点を集中管理するセキュアアウトソーシングサービス


beat ブランチサービスの提供イメージ
 富士ゼロックス株式会社は、中堅・中小事業所向けのセキュリティアウトソーシングサービス「beat」のメニューを拡充し、小規模拠点向けのインターネットVPNサービス「beat ブランチサービス」を、9月30日より販売開始すると発表した。

 beatは、専任のシステム管理者を置かなくても、セキュリティ対策を含めたネットワークの構築・運用を行えるようにするアウトソーシングサービス。今回はこのメニューに、管理拠点と遠隔拠点をインターネットVPNで接続し、通信やユーザー情報の集中管理を可能にするbeat ブランチサービスを追加する。

 同サービスでは、ネットワーク統括機能を備える「ブランチハブ」拠点と、そのほかの「ブランチ」拠点を設け、ブランチのインターネット通信はすべてブランチハブを経由して行うようにする。この際にはQoS(優先制御)を利用でき、安定した通信環境が実現できるため、業務系システムでの使用にも適しているという。

 また管理拠点であるブランチハブからは、セキュリティアプライアンス「beat-box」の停止や再起動、ブランチ拠点の利用者管理、各種サービスの設定情報や、beat用クライアントソフトの集中管理などを実行可能とのこと。

 価格は、初期費用が7万円(税別)、月額費用がブランチごとに1万3800円(同)。ほかにブランチハブでは、初期費用6万円(同)と、beatハブ拡張設定サービス料2万3200円(同)、beat/basic基本サービス料1万8000円(同)から、複数拠点接続サービス料8000円(同)、の各月額料金が発生する。



URL
  富士ゼロックス株式会社
  http://www.fujixerox.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.fujixerox.co.jp/release/2005/0929_beat_b.html


( 石井 一志 )
2005/09/30 11:26

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