三菱電機株式会社は、同社の情報漏えい防止ソリューション「MistyGuardシリーズ」に、「三菱ファイル暗号ソフトウェア MistyGuard<CRYPTOFILE PLUS>」Ver.1.30(以下、CRYPTOFILE PLUS)を9月30日より発売すると発表した。製造・販売・保守は、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社が担当する。
CRYPTOFILE PLUSは、PC上の重要なファイルを暗号化して保存できる製品。メールで機密情報をやり取りする際に利用される配布用自己解凍型暗号化機能として128ビットブロック暗号「Camellia」を採用。また、ファイルなどの暗号化のときに保存するフォルダのパスを前回指定したものを既定値として表示するなど、操作性を改善している。そのほか、PCへの導入展開中にもポリシー変更を可能とすることで、複数PCへのインストール作業の効率化を実現したとしている。主な機能として、逐次暗号化、一括暗号化、共有ファイル暗号化、配布鍵暗号化、配布用自己解凍型暗号化、持ち出し制御などが用意されている。
対応OSは、Windows 2000 Professional(SP4以降)/XP Professional(SP1以降)。価格は、基本パック(10ユーザーライセンス付)が12万6000円、追加ライセンスは、10ユーザーが10万5000円、100ユーザーが102万9000円。同社では、MistyGuardシリーズ全体で年間30万ライセンスの販売を目標としている。
■ URL
三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2005/0929.htm
( 福浦 一広 )
2005/09/30 17:59
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