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Lotus Notesに意図しないデータが流出する不具合


 日本アイ・ビー・エム株式会社は、「Lotus Notes」クライアントの特定バージョンにおいて、意図しないファイルが外部に送信されてしまう恐れのある不具合があることを発表した。

 対象となるのは、Lotus Notesクライアント 6.0.0~6.0.3、同6.5.0のWindows版とMacintosh版。回避するには、それぞれ6.0.4以降、6.5.1以降にアップデートする必要がある。

 この不具合は、文書にドラッグ&ドロップ操作にてファイルを添付すると、そのファイルを削除する操作を行って見た目上は削除できても実際のファイルは文書内に残ってしまうというもの。このまま外部に送信すると、ファイルも同時に送られ、受信側から参照されてしまう。

 ファイルの添付時にドラッグ&ドロップをせず、Lotus Notesクライアント上のアクションバー「ファイル」-「添付」メニューを利用すると後で問題なく削除でき、意図しないファイルを送信してしまうことはない。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www-6.ibm.com/jp/software/lotus/news/20050916.html


( 朝夷 剛士 )
2005/10/03 14:30

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