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PFU、Cisco NACに対応した検疫ネットワークシステム |
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iNetSec Inspection Centerを中核として用いたPFUの検疫ネットワークシステムでは、OSやIEのセキュリティパッチ状態、ウイルス対策ソフトのパターンファイル更新状況などをチェックして、定義したポリシーに満たないPCを検疫専用のネットワークへ強制的に接続させたり、ネットワークへの接続を拒否したり、といった運用を行える。 従来は、トップレイヤーネットワークス製のセキュリティアプライアンス「Secure Controller」、もしくはIEEE 802.1X認証に対応したスイッチを用いてアクセス制御をしてきたが、今回の新版では新たに、シスコシステムズの自己防衛型ネットワーク「Cisco Network Admission Controlプログラム」（NAC）対応機器をサポート。すでにシスコシステムズ製のネットワーク機器で構成されたネットワークを持つユーザーは、新たに機器を導入しなくとも、検疫ネットワークを実現できるようになる。 また、従来は検疫ポリシーをメールで配信し、管理者が必要に応じて適用するというやり方を採用していたが、新版では検疫ポリシーをインターネット上から自動ダウンロード・適用する機能を搭載し、管理にかかる工数を削減できるようにした。このほか新版では、ポリシーの適用状況が不十分でも、一定期間警告表示のみを行い、ネットワークからの遮断を猶予する機能や、PCの設定チェック機能を強化。従来から対応していたものに加えて、パーソナルファイアウォールソフトの設定状況やウイルス対策ソフトのリアルタイムスキャン設定状況、Windowsログオンパスワードの設定状況なども確認できるようにしている。 価格は構成によってさまざま変化するが、200クライアント規模でNAC対応機器を使用する場合で、システム価格が220万円（税別）から、運用サービスが117万円（同）から。 ■ ＵＲＬ 株式会社PFU http://www.pfu.fujitsu.com/ ニュースリリース http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new051012.html ■ 関連記事 ・ シスコの「自己防衛ネットワーク」構想、本格始動へ（2004/08/24） ・ PFU、IEEE 802.1x認証をサポートした検疫ネットワーク製品の新版（2004/12/14）
（ 石井 一志 ）
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