伊藤忠テクノサイエンス株式会社(CTC)は10月13日、監査証跡ソリューション「フォレンジクス・ソリューション」の提供を開始すると発表した。第一弾として、「メール・フォレンジクス・ソリューション」を同日より販売開始した。
メール・フォレンジクス・ソリューションは、電子メールによる機密情報の流出やウイルス侵入などの事故が発生した際の原因究明や査証追跡を支援する監査証跡ソリューション。特長として、1)メールフィルタリングソフト「GUARDIANWALL」を用いて、膨大なメールデータを効率的に保管することが可能、2)暗号化アプライアンス「DECRU DataFort」を用いて、保管前にすべてのデータを暗号化、3)データ改ざん防止技術「Snap Lock」ソリューションを用いて、保管データの改ざんを防止、4)各プロダクトを組み合わせた事前検証済みなので短期間での構築が可能、などが挙げられている。
価格は1500万円から。同社では、金融機関や各種製造業などエンタープライズ市場を対象に、2006年度までに10億円の累積販売目標を掲げている。
■ URL
伊藤忠テクノサイエンス株式会社
http://www.ctc-g.co.jp/
( 福浦 一広 )
2005/10/13 15:14
|