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更新プログラム「MS05-051」適用後に不具合が発生する可能性


 マイクロソフト株式会社は10月17日、10月12日に公開したセキュリティ情報「MS05-051」で提供された更新プログラムを適用すると問題が発生する可能性があると発表した。

 MS05-051は、マイクロソフトのDistributed Transaction Coordinator(MSDTC)およびCOM+に存在する脆弱性に対応した更新プログラム。今回発表された問題は、この更新プログラムがインストールされたあと、「%Windir%\Registration」フォルダに既定以外のアクセス制御リスト(ACL)設定を持つコンピュータでさまざまな問題が発生する可能性があるというもの。これにより、Windowsファイアウォールサービスが起動しなくなったり、ネットワーク接続フォルダが空になるという問題が起こる可能性がある。

 解決方法としては、「%Windir%\Registration」フォルダのアクセス権限を、グループ全員に「読み取り」に、AdministratorsグループとSystemアカウントに「フルコントロール」の既定の設定に復元することとされている。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  マイクロソフトセキュリティアドバイザリ
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/909444.mspx

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( 福浦 一広 )
2005/10/17 19:04

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