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ブルーコート、中小規模ネットワーク向けのスパイウェア対策アプライアンス


 ブルーコートシステムズ株式会社(ブルーコート)は11月15日、スパイウェア対策アプライアンス「Spyware Interceptor」を発表した。英語版から近日中に販売が開始される予定で、日本語への対応は2006年春に行われるという。市場想定価格は50万円前後からになる見込み。

 Spyware Interceptorは、従業員1000名までの中小規模ネットワークを想定したスパイウェア対策アプライアンス。デスクトップPCや部門サーバーごとに対策ソフトをインストールするアプローチと異なり、ゲートウェイ型の製品になっているため、スパイウェアが社内ネットワークに侵入する前に対応できるという。

 製品の中核となるスパイウェア防御対策エンジンには、特許出願中の「SCOPE(Spyware Catching Object Protection Engine)」を使用。既知のものだけでなく、未知のスパイウェアの検知も自動的に行える。

 また最短8ステップで素早く導入でき、防御レベルを調節するポリシー設定も簡単に行えるようにしたほか、スパイウェア定義ファイルやポリシー設定のための新モジュールを自動アップデートする機能も備えるなど、導入・管理にかかる手間を最小限に抑えているとのこと。



URL
  ブルーコートシステムズ株式会社
  http://www.bluecoat.co.jp/

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( 石井 一志 )
2005/11/15 16:47

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