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クライアントレスで検疫ネットワークを実現できる小規模向けアプライアンス
三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は12月1日、ネットワークセキュリティエンジン「Mirage NAC 2.3」を国内向けに提供すると発表した。またあわせて、同エンジンを搭載したセキュリティアプライアンスのエントリーモデル「C-125」を発売する。C-125の価格は98万円(税別)より。
Mirage NAC 2.3は、米Mirage Networksが開発しているセキュリティソフト。既存の検疫ソリューションでは、ネットワークへの接続時にセキュリティ状態をチェックし、問題のあるPCを隔離するが、Mirage NACでは接続中の機器に対してもセキュリティチェックを継続して行える点が特徴という。
一方のC-125は、Mirage NAC 2.3を搭載したアプライアンスで、セキュリティアプライアンス「CounterPointシリーズ」におけるエントリーモデルにあたり、50ノード程度までの小規模ネットワーク環境を対象とする。これを利用すると、クライアント側へ特別なソフトをインストールすることなく検疫ネットワークが構築できるほか、ふるまいベースの異常検知機能を備えているため、未知の脅威に対しても有効に働くとのこと。最大スループットは100Mbps。
なおMBSDでは、既存製品も含めたCounterPointシリーズ全体で、2006年度末までに200セット、5億円の売り上げを見込んでいる。
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URL
三井物産セキュアディレクション株式会社
http://www.mbsd.jp/index2.html
プレスリリース(PDF)
http://www.mbsd.jp/pdf/051201_MirageC125V23.pdf
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