住商情報システム株式会社(SCS)は12月9日、米AEP Networks製のSSL-VPNアプライアンス「AEP SGA-T(CI機能付属版)」を販売開始すると発表した。価格は71万4000円で、12月12日より出荷を開始する。
AEP SGA-T(CI機能付属版)は、最大25ユーザーの同時アクセスに対応したSSL-VPNアプライアンス。すでに販売されている「AEP A-Gate NSP/SGAシリーズ」の廉価版に位置付けられ、アクセス機能を「Tunnel機能(SSLトンネリング)」に限定することで低価格を実現したという。
そのTunnel機能では、ActiveXモジュールによる仮想NICによって広範なTCP/UDPアプリケーションが利用可能。ユーザー認証時に、ユーザー/グループごとに詳細に認証ポリシーを分けられる「レルム機能」は、上位製品と同様に対応する。
また今後は、接続してくるPCに仮想デスクトップを構築し通信終了時に破棄する仕組みによって、キオスクPCなどからの利用時でもセキュリティを確保可能な「セキュアデスクトップ機能」、決まったPCのみからSSL-VPN接続を許可するクライアント端末簡易特定機能にも対応する予定とのこと。
■ URL
住商情報システム株式会社
http://www.scs.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.scs.co.jp/news/pdf/20051209.pdf
( 石井 一志 )
2005/12/09 11:34
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