|
Fortimail-2000
|
フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)は12月16日、迷惑メール・ウイルス対策に特化したセキュリティアプライアンス「FortiMailシリーズ」のラインアップに、大規模環境向けの「Fortimail-2000」を追加すると発表した。あわせて、同シリーズ用のファームウェアを最新版の「FortiMail 2.2」にバージョンアップしている。
Fortimail-2000は、Gigabit Ethernetポート×4を搭載する、大規模環境向けの迷惑メール対策アプライアンス。学習型のベイジアンフィルタを搭載するほか、ブラック/ホワイトリスト、ヒューリスティックフィルタなどを併用して迷惑メールをブロックする。
キャッシュとしてはホットスワップ対応の120GB HDD×6を備え、1日あたり最大680万のメールをスキャンする性能を持つ。運用に際しては、メールサーバーの設定を変更せずに導入可能なトランスペアレントモード、Fortimail-2000に双方向のメールを中継させるゲートウェイモード、メールサーバー機能もあわせて提供するサーバーモード、の3モードから必要に応じて選択できる。
またFortiMail 2.2では、迷惑メールの判定精度を最大97%まで向上させたほか、メールのアーカイブ・保管・隔離機能、個々のユーザー単位までを抽出可能な迷惑メールレポーティング機能、FortiMailシステム間でのデータレプリケーションを行う機能などを備えている。
■ URL
フォーティネットジャパン株式会社
http://www.fortinet.co.jp/
プレスリリース
http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2005/pr121605.html
■ 関連記事
・ Fortinet、スパム対策用のメール専用アプライアンスとマネージドサービス(2005/02/08)
( 石井 一志 )
2005/12/16 15:52
|