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ネットエージェント、Winnyによる情報漏えい被害の調査サービス
ネットエージェント株式会社は12月26日、P2Pソフト「Winny」によって機密情報が漏えいした恐れがある場合に、流出の有無や流出したファイルの特定などの調査を行うサービス「Winny経由の情報流出調査」を、12月26日から開始すると発表した。
このサービスは、同社が開発した「Winny検知システム」を使って、Winnyネットワーク上に流出したファイルの特定や、流出規模・傾向の調査を行う。また、情報が公開された場合の公開元IPアドレスなどについて、かなりの精度で判明できるという。
同社では、当初からWinnyの観測を続けていて、Winnyネットワーク上で施される暗号をすでに解読しており、全容を最も把握しているとのこと。大規模処理を行う専用の環境を整えており、情報の流出元をたどることができるため、流出初期なら犯人に限りなく近づくことができるとしている。
サービスは、期間などの相談に応じて調査員が監視し、詳細レポートを毎日メールで報告する。また、期間限定のトライアルキャンペーンとして、先着5社に対し1月3日まで調査を行う「ライト版」サービスを提供する。この調査報告内容は、流出の有無、当該ファイルの特定、公開元IPアドレス。価格は95万円(税別)から。
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URL
ネットエージェント株式会社
http://www.netagent.co.jp/
サービスの詳細
http://www.onepointwall.jp/winny-research.html
キャンペーン情報
http://www.onepointwall.jp/winny-campaign.html
( 朝夷 剛士 )
2005/12/26 15:13
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