キヤノンシステムソリューションズ株式会社は1月19日、セキュリティアプライアンス製品群の新ブランド「GUARDIANBOX」シリーズを発表した。スパムメール対策「GUARDIANBOX SpamFilter(以下、SpamFilter)」、URLフィルタリング「GUARDIANBOX URLFilter(以下、URLFilter)」を2月より発売し、メール/Webアクセス監視の提供も予定している。
新製品は、いずれもエンジンに実績のある他社の技術を採用し、管理画面やマニュアルやフィルタリングするメール内容において独自に日本語対応したものとなる。
SpamFilterは、スパムメールやフィッシング詐欺、内部データの漏えいなど、電子メールを媒体とする脅威を防ぐアプライアンス。スパムメール検知機能として英SurfControlの「Anti-Spam Agent」を採用する。価格は168万円、年間保守料金が51万円、アンチウイルスオプションが35万円。
URLFilterは、米SonicWALLと共同開発したもので、日本語サイトのURL情報はキヤノンシステムソリューションズが収集し、SonicWALLが保持しているURL情報と併せて、約1000万件のサイト情報が登録されたデータベースを利用できる。さらに、ゲートウェイアンチウイルス/アンチスパイウェア機能により、アクセス許可されているサイトから侵入する危険のあるウイルスやスパイウェアもブロックする。価格は100ユーザー版で55万円(9月末までの特別価格)、フィルタリングデータのライセンス更新価格は17万円(同)。
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GUARDIANBOX SpamFilter
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GUARDIANBOX URLFilter
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■ URL
キヤノンシステムソリューションズ株式会社
http://canon-sol.jp/
プレスリリース
http://canon-sol.jp/press/a601_gb.html
( 朝夷 剛士 )
2006/01/19 18:03
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