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フォーティネット、セキュリティゲートウェイ向けの新OS-Winny対策やSSL-VPNの機能を追加


FortiOS 3.0の画面イメージ
 フォーティネットジャパン株式会社(以下、フォーティネット)は2月7日、同社のセキュリティゲートウェイ向け新OS「FortiOS 3.0」と新管理ツール「FortiManager 3.0」を発表した。提供開始は3月を予定している。

 FortiOS 3.0は、統合セキュリティアプライアンス「FortiGateシリーズ」など、フォーティネット製品で利用するOSの新版。同シリーズでは従来から、ファイアウォールやウイルス対策、IPsec VPNといった機能を利用できるが、今回の新OSでは、リモートアクセスに適した「SSL-VPN機能」をサポートした。これによって、クライアントソフトをインストールせずにセキュアなリモートアクセスを行えるようになるという。

 また、セキュリティリスクとして関心が高まっているP2Pソフトに対して、アプリケーションごとにブロック、許可、転送レート制限などを設定できるようにした。P2Pソフトは、BitTorrent、eDonky、Gnutella、KaZaaのほか、日本製のWinnyにも対応する。

 このほかFortiOS 3.0では、IMに対するセキュリティ機能の強化や、分析ツール「FortiAnalyzer」との連携強化、Active Directoryとの統合強化などが行われている。



URL
  フォーティネットジャパン株式会社
  http://www.fortinet.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.fortinet.co.jp/news/pr/2006/pr020706.html

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( 石井 一志 )
2006/02/07 18:34

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