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日立、地紋透かし技術を用いた印刷文書改ざん検知ソリューション |
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株式会社日立製作所は2月8日、同社のセキュリティソリューション「Secureplaza」の機密情報の漏えいを抑止する「電子透かしプリントソリューション」のラインアップに「電子透かしプリントソリューション／改ざん検知」を追加すると発表した。あわせて、「電子透かしプリントソリューション／情報漏えい抑止」の印刷機能を強化することも発表した。 電子透かしプリントソリューションは、オフィスなどのレーザープリンタで印刷した文字に、二値画像電子透かしと呼ばれる技術によりデジタル情報パターンを加えることで印刷者の特定を可能にし、機密情報の漏えいを抑止するソリューション。実現が難しいとされていた文字を主体とした紙文書にセキュリティ技術を適用し、「いつ、誰が印刷したか」の特定を可能とすることで、電子文書の安全性と同様の高度な紙文書の管理を実現するとしている。 今回追加された「電子透かしプリントソリューション／改ざん検知」では、レーザープリンタで印刷した文書全体に、地紋透かしと呼ばれる技術によりデジタル情報パターンを加えることで、印刷者や印刷日時、印刷文書のファイル名といった属性情報を埋め込むことができる。地紋透かしが付加された紙文書は、検証ソフトウェアを利用しスキャナで読み込むことにより、埋め込まれた情報を判別できる。 「電子透かしプリントソリューション／情報漏えい抑止」の印刷機能強化は、1枚の紙に複数のページを印刷する段組印刷への対応や、印刷する文書すべてに電子透かしを強制的に付加する「強制透かし印刷」の設定を可能にするなどが強化された。 価格は、電子透かしプリントソリューション／改ざん検知が210万円（1ユーザー分の印刷制御ソフトウェア、検証ソフトウェア1本を含む）。電子透かしプリントソリューション／情報漏えい抑止が150万5700円から（100ユーザーID分の印刷制御ソフトウェア、検証ソフトウェア1本を含む）。同社では、2006年度末までに累計100社・団体への販売を目標としている。 ■ ＵＲＬ 株式会社日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/ ニュースリリース http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/02/0208.html ■ 関連記事 ・ 日立、印刷物に電子透かしを埋め込んだ情報漏えい防止ソリューション（2004/11/08）
（ 福浦 一広 ）
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