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SCS、仮想デスクトップ・検疫機能などを追加したSSL-VPNアプライアンス新版


 住商情報システム株式会社(SCS)は2月13日、SSL-VPNアプライアンス「AEP SGA-T(CI機能付属版)」「A-Gate SGA/NSP」用のファームウェア新版「5.2.2」を発表した。2月15日出荷分より新版が適用されるという。

 今回、新ファームウェアが提供される両製品は、米AEP Networksが開発しているSSL-VPNアプライアンス。今回の新版では、クライアント端末特定機能(CMID)が搭載され、特定の端末のみにログインを許可する運用が可能になった。同機能では、Javaアプレットを使用し、PCのMACアドレス、CPUのクロック数、メモリ搭載量、Windowsのバージョンなどを組み合わせて、クライアントを特定する。

 また、仮想的なデスクトップ環境を構築してファイルのやりとりを行い、SSL-VPNセッション終了後にその環境を破棄してセキュリティを確保する「SecureDesktop機能」、ウイルス対策ソフトやWindowsの更新状況をチェックして、ポリシーに適合しないPCからのアクセスを拒否する「HostsIntegrity機能」も追加された。

 さらに、Citrix Presentation Server(旧MetaFrame)の公開アプリケーションをポータル画面に表示させる機能を搭載し、簡単にCitrix Presentation Serverを利用できるようにしたほか、Citrix Web Interfaceを利用しなくとも、クライアントPCへICA Java/ActiveXクライアントを提供する機能が追加されるなど、Citrix製品との連携を強化している。

 新版を搭載した製品の価格は従来と同様で、AEP SGA-T(CI機能付属版)が71万4000円、AEP A-Gate SGA-25が134万4000円、などとなっている。



URL
  住商情報システム株式会社
  http://www.scs.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.scs.co.jp/news/pdf/20060213.pdf

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  ・ SCS、機能を限定した廉価版のSSL-VPN装置(2005/12/09)


( 石井 一志 )
2006/02/13 11:23

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