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日立ソフト、Office文書を暗号化して保存できる“持ち出し作業用”USBメモリ


秘文AE CopyGuard Light
 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)は2月22日、Microsoft Office文書を暗号化して格納できるUSBメモリ「秘文AE CopyGuard Light」を、3月1日より販売開始すると発表した。メモリ容量は256MBで、Windows XP SP1以降/2000 Professional SP4に対応する。価格はオープンプライス。

 秘文AE CopyGuard Lightは、アイ・オー・データ機器製のUSBメモリに、日立ソフトの情報漏えい対策ソフト「秘文AE CopyGuard」の機能を付加したもの。Microsoft Office文書を暗号化して保存できる機能を備えているため、USBメモリの紛失による情報漏えいの危険性を軽減できるという。

 利用にあたっては、ソフトのインストール作業などは不要。USBメモリ接続後に専用ツールが自動的に起動し、パスワードを入力すると使用できるようになる。また、USBメモリ内に保存された暗号化ファイルは、専用ツールでのみ編集可能となり、あらかじめ設定しておいた復号用PC以外へのコピーが禁止される。さらに、ほかのアプリケーションへのデータのコピー&ペースト、印刷、プリントスクリーンも制限されるので、データの社外への流出を制限できるとのこと。

 対応するMicrosoft Officeは、Office 2000 SP3/Office XP SP3/Office 2003 SP2で、Word/Excelの編集と、PowerPointの参照を行うことが可能。日立ソフトでは、データの持ち出し作業を行うユーザーを主な対象として販売活動を行うとしており、初年度10万本の売り上げを見込む。



URL
  日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
  http://hitachisoft.jp/
  ニュースリリース
  http://hitachisoft.jp/News/News367.html


( 石井 一志 )
2006/02/22 11:35

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