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SonicWALL PRO 4100
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米SonicWALLは2月24日、Gigabit Ethernetポート×10を備えた統合セキュリティアプライアンス「SonicWALL PRO 4100」を、3月2日より販売開始すると発表した。
SonicWALL PRO 4100は、比較的規模の大きな環境に向けたセキュリティアプライアンス。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートを10基搭載し、ファイアウォール、IPsec VPN、ウイルス対策、スパイウェア対策、侵入防御(IPS)、迷惑メール対策の各機能を統合している。
OSには、複数のISPにまたがったフェイルオーバーやロードバランス、VPNゲートウェイの冗長化機能などに対応した上位版「SonicOS Enhanced」を採用。VoIP機能も標準で搭載し、IPネットワーク上を流れる音声やマルチメディアストリームを円滑に制御できるとのこと。
なお製品には、1500ライセンス分のVPNクライアントも標準で付属する。最大スループットは、ファイアウォールが800Mbps、VPN(3DES/AES)が350Mbpsで、既存の最上位機種「SonicWALL Pro 5060シリーズ」に次ぐ性能を持つ。
価格は、初年度の保守費用をあわせて188万円(税別)から。2年目以降もウイルス対策/IPS/スパイウェア対策の機能を引き続き利用する場合は、34万2000円(同)/年の更新オプションを購入する必要がある。
■ URL
米SonicWALL(日本語)
http://www.sonicwall.com/japan/
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( 石井 一志 )
2006/02/24 11:36
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