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ユーザーの“メール人脈”を把握可能なメールセキュリティソフト


 エムオーテックス株式会社は3月6日、メールセキュリティソフトの新版「LanScope Guard2」を発表した。販売はすでに開始されている。価格は100クライアントで76万8000円より。

 LanScope Guardは、従業員がメールをどのように使っているかを分析し、不正とおぼしきメール使用を制限するソフト。クライアントごとにきめ細かく監視・禁止設定ができるため、業務への影響を最小限に抑えることができる。

 新版では、社内外の誰から誰へメールを送っているのかを把握するための「メールコネクション機能」を搭載した点が大きな特徴。従業員の社内外の人脈を表示するとともに、指定した期間のメール送信数や時間帯、添付ファイル、禁止メール送信状況などの確認を行えるという。

 また、ネットワークセキュリティ管理ツール「LanScope Cat5」との統合をサポートしたことによって、メールに添付されるファイルが、作成されてからどう編集された後でメールを送信したか、という流れまで管理できるようになった。これによって、従来は対応できなかった、ファイル名が変更された添付ファイルも監視・ブロックが可能になったとのこと。

 加えて、送受信性能の改善を行い、数千台規模の運用にも対応できるようにしたほか、全送信メールの本文、添付ファイルも保存可能になっている。

 対応OSはマネージャ、メールエージェントがWindows Server 2003 Standard Edition/2000 Server SP4以降/NT Sever 4.0 SP6以降で、コンソールはこれらに加えてWindows XP Professionalに対応する。



URL
  エムオーテックス株式会社
  http://www.motex.co.jp/


( 石井 一志 )
2006/03/06 11:51

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