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プラネックス、PacketiX VPN 2.0を搭載したVPNアプライアンス


ASV-PX100シリーズ

ASV-PX100シリーズの利用イメージ
 プラネックスコミュニケーションズ株式会社(プラネックス)は3月14日、VPNアプライアンス「ASV-PX100シリーズ」を3月下旬より販売開始すると発表した。ソフトイーサ株式会社の登大遊氏が開発したVPNソフト「PacketiX VPN 2.0」を搭載しており、今回は拠点サーバー型「ASV-PX100S」、ブリッジ型「ASV-PX100B」の2製品と、接続ライセンス「ASV-PX010C」が発売される。

 ASV-PX100シリーズは、PacketiX VPN 2.0を搭載するアプライアンス製品。PacketiX VPN 2.0では、レイヤ3レベルではなく、レイヤ2レベルでのトンネリングを行うため、Ethernet上を流れるプロトコルをすべて利用できる点が特徴という。

 製品としては、サーバー、クライアント、ブリッジなどのソフトがソフトイーサVPNから販売されているが、今回プラネックスはこれをアプライアンス化して提供する。このうちASV-PX100Sは基本となる製品で、クライアントPCからのリモートアクセスに対応。標準でサーバーライセンス×1とクライアントライセンス×1が付属しており、クライアントライセンス×10のパッケージであるASV-PX010Cを買い足すことで、接続数を拡張できる。またASV-PX100Bは拠点間接続に特化した製品で、標準ではブリッジライセンス×1が付属し、ASV-PX100Sとのブリッジ接続を行える。

 ハードウェアは共通で、VPNスループットは最大80Mbps。拠点間通信5~10拠点、リモートアクセス50~100ユーザーに対応し、100BASE-TX/10BASE-Tインターフェイス×2を搭載した。また、パスワードやRadius、Active Directory、PKIなどの認証に対応するほか、リモートアクセスではスマートカードもサポート。加えて、ネットワーク障害時の原因究明に有効なフルパケットログ保存機能も備えた。

 価格は、ASV-PX100Sが57万7500円、ASV-PX100Bが52万5000円、ASV-PX010Cが6万7200円。このほか、別途保守料金が必要となる。



URL
  プラネックスコミュニケーションズ株式会社
  http://www.planex.co.jp/
  ソフトイーサ株式会社
  http://www.softether.com/jp/


( 石井 一志 )
2006/03/14 17:10

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