RSAセキュリティ株式会社は3月16日、セキュリティミドルウェア「RSA BSAFE Data Security Manager」を3月20日より販売開始すると発表した。価格は、社内システム向けのスターターキットで350万円(税別)から。
RSA BSAFE Data Security Managerは、アプリケーションにセキュリティ機能を実装するためのミドルウェア。企業の業務要件やコンプライアンス要件などに基づいて策定されたセキュリティポリシーに沿うように、暗号化や認証、署名、検証といったセキュリティ機能の設計と実装を行うことができる。
利用に際しては、単純なプログラミングインターフェイスを用いて実装するため、セキュリティに関する専門知識を持たないユーザーでも、短期間での設計・開発を行えるという。また、本番稼働後のアプリケーションセキュリティの統制と監査が可能なほか、ポリシーが変わった場合にも、アプリケーションの再設計をすることなく機能を変更できるとのこと。
製品はセキュリティポリシーファイルの作成、セキュリティレベルの分類、セキュリティ機能とのマッピングを実施する「セキュリティポリシーマネージャー」、セキュリティ機能のAPIを提供するライブラリ「セキュリティ保護エンジン」などから構成される。対応環境は、Windows、Red Hat Linux、Solarisなど。
■ URL
RSAセキュリティ株式会社
http://www.rsasecurity.co.jp/
プレスリリース
http://www.rsasecurity.co.jp/news/data/200603161.html
( 石井 一志 )
2006/03/16 13:17
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