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蒼天、クライアント管理ソフトにプロセスを監視する“Winny対策機能”を追加


 株式会社蒼天は3月20日、Windowsクライアント管理ソフト「LogVillage」のオプションとして、社内使用禁止ソフトが起動していた場合に管理者に警告を送る「プロセス検出機能」を追加すると発表した。価格は、LogVillage本体が73万8000円(税別)、プロセス検出機能が10万円(同)で、4月上旬より提供を開始する予定。

 LogVillageは、クライアントPCの操作履歴や稼働状況を監視するサーバーソフト。エージェントレスで運用可能な点が特徴で、管理対象クライアント数に制限がないことから、多量のPCが存在する環境でも容易な導入を行えるという。

 今回提供されるのは、同製品向けのプロセス検出機能。クライアントPCが実行しているすべてのプロセスを監視・記録でき、禁止されているアプリケーションが実行されると、ただちに管理者に警告することが可能になるため、Winny.exeなどを禁止登録することで、Winnyなどからの情報漏えいを事前に防止できるとのこと。また、ログを検索して、どのアプリケーションが、いつ、どのPCで実行されたかを探し出すことも可能だ。

 蒼天ではさらに、Winnyのようにインストールの形跡が残らないアプリケーションに対しても、インストールされた時点で検知して警告する機能を、5月ごろに提供開始するとしている。



URL
  株式会社蒼天
  http://www.so-ten.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.so-ten.co.jp/press/060320.html

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  ・ エージェントレスでクライアントPCの操作ログを管理できる「LogVillage」(2005/05/19)


( 石井 一志 )
2006/03/20 15:16

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